建築現場で働きたい! と、思っている人たちにおススメの道具【レンチ編】

以前、今後の建築業界の人口は減っていくのか? と、いう話題のコンテンツ(前回のコンテンツはこちら!)を投稿したが、今後建築業界に挑戦した! と、考えている人もいるはずです。
そう言った人たちに向けての応援と言う意味を込めて、建築現場で必須と言っても過言ではないツールの一つであるレンチを今回は紹介していきたいと思います!
なんでレンチ⁉ と、ツッコミを入れてしまった人もいると思うが一言で「レンチ」と言っても様々な種類が存在していおります。

よく、初心者の方にレンチとスパナの違いは? なんでしょうか? と、聞かれることがあるが我々現場で働いた経験がある人たちからすれば≪全然違う≫と、言いたい。
スパナは二か所の接地面で締め付けを行うのがスパナです。


そうそう、こうした形状をスパナと言います。逆にレンチは先端部分が円状になっているのですぐに見分けはつくと思います。


こうしてみると、一目瞭然と思うかもしれませんが混同している方も多いので、今回は説明をさせていただきました。
しかし、モンキーレンチなどは二か所で固定されるじゃない⁉ はい、その通りです。しかし、日本では先端部分が【固定】され開放型の形状をスパナと呼ぶ場合が多いそうです。
モンキーレンチのように、開放型ですが可変型はレンチなどに総称してレンチと呼ぶようにしているみたいです。
レンチの歴史は意外にも長く、古代ローマでは既に使われていたと言われております。驚きですよね……そんな昔からこういった道具を思い付き建築へと応用していったのは、人間の知恵というのは素晴らしいと思います。
この時代は使うレンチにあわせてボルト類を製造していたと言われております。そして、1700年代はかなり個性的なレンチの世界が広がっておりました。何を言っているんだ⁉ 実は、当時レンチやボルト類を製造できた鍛冶屋は各々が設計したレンチを販売しておりました。そのため規格? なにそれ? といった状態で、その鍛冶屋で製造したレンチとボルトでなければあわないなんて日常茶飯事だったのです。
なので、一度レンチを購入した職人さんたちは同じ鍛冶屋から締め具を購入していたのです。

現在の標準化されたのはつい最近のことで、1770年頃になると大量にネジを製造できる技術が開発され、一定の品質の締め具が大量に世の中に出回ることになったのです。
ネジの標準化に伴いレンチもそれにあわせて標準化してく流れになったのです。
古代ローマや産業革命以前は、レンチにあわせた締め具だったのが革命以降は締め具にあわせてレンチが変化していったのは、面白い変化なのかもしれません。

少し脇にそれてしまいましたが、本題に戻りましょう!
レンチにも様々な種類があると前に記載しておりますが、実際に現場で出番の多いレンチとはいったいどのようなモノがあるのでしょうか?
まずはこちら

一般的にはメガネレンチと呼ばれております。両側が円状になっているのが皆さん想像しやすいかもしれませんね。現場では反対側が鋭利な場合とても便利なときが多いので、こういった形状になっている物も多くあります。
画像の商品はこちら⇒ONE SMN-24 M24(41mm)
各メーカーでこだわりのある作りになっているので、自分にしっくりくる物を使うのは当たり前ですが、現場の環境にあわせて変更できると更に良いかもしれませんが、それが中々難しいのですよね……涙

次に紹介するのはこちら

ラチェットレンチです。現場でラチェットと言われたらコレを指しているので覚えましょう! 私の知り合いにラチェットのカチカチという音が凄く大好きという方もおりましたが、どのようあ道具なのでしょうか?

そもそもラチェットって何? って、思いませんか? ラチェットレンチのラチェットとはラチェット機構を備えたレンチのことです。
ラチェット機構というのは、簡単に説明すると一定方向にしか回転しないというシステムです。逆回転させようとしても空回してしまいせっかく締めた物をゆるめる心配が無いというのは、これを考えた人は天才だと思います。
ラチェットレンチの有無で、作業のスピードが全く違いますし綺麗です。
ちなみに画像のラチェットはこちら⇒TOP工業 RM-1721N-ST 両口ラチェットレンチ 長直タイプ メッキ仕様 17mm×21mm 日本製

次にご紹介するのは、モンキーレンチと呼ばれるレンチです。


先端が開放型になっておりますが、このモンキーレンチの優れた点は幅をある程度締め付けぐや逆にゆるめるときに重宝します。
先端部分中央を回転させると、先端の幅が変わり相手にあわてサイズを変えることができ、またトルクもかけやすいため様々な場面で活躍するのがこのモンキーレンチと呼ばれる道具です。
なぜモンキーと呼ばれているのかは、諸説紛々で正確な情報は見つけられなかったが私はサルを想像しながら仕事をしていた時期もありました。
写真のモンキーレンチはこちら⇒フジ矢 ライトモンキー シルバー
小型の物から大型なものまでさまざまあるので、こちらも余力があれば各種類揃えても問題はないと思われます。

他にもレンチ類は多くあります。しかし、建築現場で働きたい! と、思っている方がおられましたら何かの参考にしていただけたら幸いです。
今後も何気に重要な情報を配信していきますので、是非覗きにきてください。
最後までお読みいただき、まことにありがとございました。

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